屋の色に染まる
僅かな色めき
君は 彩りだす
なよやかな白い指先
たどる景色は
外に降る雨
「もう何もいらない」と
りなく笑う
君の隣りで
ぼくは 何ができただろう
※倒れたら
すぐけ寄って
ぼくなりのさで
守りたいと思ってるんだ
雨の鳴る夜を
浮かべて 想い耽ては
いつのまにか 眠りについた
ぼくの最後の
記憶のかけら※
ここはぬくもりの地
君と どれだけ
過ごしてきたかな
おかまいなく(じゃ)れるときは
心が今にも
泣きだしそうなとき
もう何もできないよ
ぼくがいなくても
この先もずっと
しあわせで いてもらいたい
いたら
見あげてほしい
ぼくたちの いのちは
ずっと 結ばれくから
窓に打たれた
しずくは れてゆく
君のかわりに 泣いてみる
ぼくの最後の
祈りよけ
※倒れたら
すぐけ寄って
ぼくなりのさで
守りたいと思ってるんだ
雨の鳴る夜を
浮かべて 想い耽ては
いつのまにか 眠りについた
ぼくの最後の
記憶のかけら※