君の小さな背中が
見えなくなった 人ごみの街
ほどかれた手のぬくもり
はかなく散った 木の葉のように
僕はひとりで
思い出にも 明日にも行けず
ただ立ちくしている
こんなにも好きなのに
どうしても好きなのに
君が向かう ここではないどこか
僕は知らない
傾いた陽射し 遮る雲
もう二度と逢うことはないと
昏が降りてくる
くことのないが
選ばなかった道を悔やむよ
どんな持ちも二人で
確かめあった言葉が重い
君がれる場所に
僕はなれるのだろうか
まだ答えもないまま
悲しみはどこへ行く
幸せはどこへ行く
まるで別の誰かにでもなれば
苦しまないの
この世界の果て 追いかけても
もう二度と逢うことはないと
昏が邪魔をする
こんなにも好きなのに
どうしても好きなのに
君が向かう ここではないどこか
僕は行けない
ふたりはこれから 誰でもない
もう二度と逢うことはないと
夕闇が泣いている